1月 新春茶会
1月 新春茶会
令和6年 (2024) 催事履歴
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■孔雀の間
障壁面に孔雀が描かれていたことが部屋の名の由来ですが、障壁画は失われており、具体的な絵の構図などが不明のため部屋内に装飾は施されていません。
しかし檜をはじめとする貴重な木材や美しい飾金具が使用されています。
当日の参加者
茶会終了後、人気のない内苑からの本丸御殿と天守閣を望む黄昏の空を背景にライトアップされた天守閣の上で金のシャチホコが輝いていました。
1月28日 名古屋城 本丸御殿孔雀の間にて開催しました。
当日の参加者
■名古屋城本丸御殿
初代尾張藩主の住居・政庁として使用するために慶長20年(1615)に建てられ、後に将軍専用の宿館となりました。
昭和5年(1930)には天守と共に国宝に指定されましたが、昭和20年(1945)の空襲により焼失しました。
平成21年(2009)から復元工事が開始され、現在では建築絵画・美術工芸史において高く評価されている建物内の部屋を観覧することができます。
点心の後には「藍の会」の皆様に「三番叟」と「木曽路 春」
を演奏して頂きました。
新春を迎えるに相応しいおめでたい演目でした。
濃茶(逆勝手)各服点の濃茶を楽しんで頂きました。
薄茶(和敬点)本勝手・逆勝手が向かい合い、利他愛の心でお点前をします。
中国の遊びであった投壺が日本に伝来し、女性や子供にも楽しめるように決め事や作法が考案され、江戸時代に流行した「投扇興」を東軍・西軍に分かれ対戦し賑やかに盛り上がりました。